3)仕訳:借方と貸方
仕訳は借方(左側)と貸方(右側)の組み合わせ
取引の内容を分解してみると
借方 | 貸方 |
①資産 | ②負債 |
③純資産 * | |
⑤支出 | ④収入 |
*一般の企業会計では資本を用いて説明。学校会計においては資本概念が存在しない。
①資産:学校法人が所有する財産(債権)。現金預金、土地、建物……。
増加→借方に記載 減少→貸方に記載
②負債:将来支払わなければならない義務のあるもの。借入金、未払金……。
増加→貸方に記載 減少→借方に記載
③純資産:資産と負債の差額。「基本金」「繰越収支差額」で構成されている。
増加→借方に記載 減少→貸方に記載
④収入:授業料等の収入
増加→貸方に記載 減少→借方に記載
⑤支出:教職員に対する人件費、教育研究経費、管理経費等
増加→借方に記載 減少→貸方に記載
取引⇒原因と結果
複式簿記の結果は上記の組み合わせのいずれかに該当することになる。
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